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小松城の埋蔵金

 投稿者:N  投稿日:2014年10月 8日(水)13時45分44秒
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  http://kaga-rekishi.cocolog-nifty.com/blog/2013/03/post-0f15.html

 官有地内に埋金あるを採掘願

今般私儀、石川県能美郡小松町旧城址地内において、元前田中納言様(注:加賀3代藩主・前田利常)居城の折、軍用金として数多くの金塊を、殿のお側付きを勤めておりました私の祖先・小西正由ほか五名に密かに命じて、他人に知らさず、深夜、居室の畳を起こし、床下に穴を掘り続けること数ヵ月。ようやく埋め終わり、酒宴を賜りましたが、正由は身に危険を感じ、大便にことよせ宴席を退去し、すぐに帰宅しました。そして虚無僧の装束を着て夫婦連れで亡命し、熊本に至り、今日まで子孫連綿として続いております。ほかの五名は酒宴後毒殺されたと伝え聞きます。

 正由は臨終の際、相続者を枕元へ呼び、人払いをして遺言しました。軍用金が埋まっている場所を詳細に述べ、兄弟や他人に話してはいけないと戒め、代々相続者に伝言し、時機が来たら採掘を出願せよ、と。

 私の父源太郎は、城跡は民有地になっているものと考え、買い求めるための予備金として少なくとも五百円は必要と思いつきました。財産もない父にとっては至難中の至難だったでしょうが、明治元年から同二十一年七月までに百八十五円を貯蓄して亡くなりました。

 「なにとぞ兼ねての本望を達するように」との父の遺志を継ぎ、私は大正二年六月までに、寒暑をいとわず昼夜の別なく働き三百三十五円を貯蓄しました。

 小松町に来て調べたところ、官有地になっていました。つきましては採掘をして埋蔵金の有無を確かめたく思います。建築物には関係ない箇所なので、お許しください。なお、

掘り起こした所は原形の通り、自費で復旧工事をしますので、なにとぞお願い致します。
 
 
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